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sax player、sound producer 中村智由のブログ
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今日は、ブルーノート名古屋にルードナルドソンのライブを観に行ってきました。

ルードナルドソンさんは、85歳になられるそうですが、現役で活躍されています。

僕は、昔から彼の大ファンで、アルバムもほとんど持っています。

ジャズの歴史的なライブアルバム「a night at birdland」の参加メンバーで、学生の頃そのアルバムを聴いて、ずっとチャーリーパーカー直系のサックス奏者という印象しかもってなかったのですが、
「blues walk」「gravy train」というブルーノートの彼のリーダーアルバムを聴いて以来はまってしまいました。

その二枚のアルバムには、レイバレットのコンガが入っていて、大学時代シリアスなジャズばかり聴いていたので、ジャズにコンガが入っているというのが、衝撃的でした。
それがきっかけで他のアルバムも集めだして、オルガンジャズにも興味を持つ様になりました。

今僕のやっているオルガンの入ったクインテットBLACKQP'67も、ルードナルドソンの音楽を聴いていなかったら
やっていなかったと思います。
ちなみにBLACKQP'67の「hot chase」に収録されている「lou's step」という曲は、ルードナルドソンをリスペクトして作ったブーガルナンバーです。
それ位、大好きなサックス奏者です。

以前見たジャズ雑誌のインタビューで、いろんなミュージシャンに「ファンキーなミュージシャンは、誰?」という質問があって、大体の人は、ブルージーなフィーリングの強いミュージシャンか、行動が破天荒なミュージシャンの名前をあげてたのですが、ルードナルドソンは、「ジェームスブラウン」と答えていました。
確かにその通りですが、笑えました。

ファンクは、同じリズムパターンを繰り返すことによってグルーブが生まれる音楽ですが、
ルードナルドソンのバンドのスタイルも、同じパターンのリズムをチェンジせずに繰り返すところに特徴があります。
インタープレイやリズムチェンジの大好きなジャズマンには、なかなかできなかったりするんです。

ライブ、blues walkから始まり、ライブ盤のアルバムで聴いてる通りのライブでした。
何十年と同じスタイルでライブをやってるんだと思います。
新しいことを求めて変わっていくのも素晴らしいことですが、
変わらないのも同じ位に素晴らしいと思いました。

ライブ盤に入っている高い声のMCも変わらず、大満足でした!

85歳マスター級の尊敬するジャズミュージシャンですが、とてもおちゃめで可愛かったです。
まだまだ現役で頑張って欲しいです!

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