sax player、sound producer 中村智由のブログ
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昨日は、港区にあるカフェバー「クイーンメリー」の24周年記念パーティーでジャズライブを企画していただき演奏しました。
ギター遠藤君、ベース大久保さんと普段レギュラーバンドでも一緒に活動している身近なメンバー二人と、トリオで演奏しました。
今年2月まで月に二回演奏していたチェザリでのジャズセッションライブがなくなってから、人前でスタンダードジャズを演奏する機会がほとんどなくなってしまって、久しぶりのインストジャズスタンダード演奏ということで楽しみにしていました。
重圧な管のアンサンブルと、プッシュするリズムセクションが唸るハードバップも好きなんですが、
昨日演奏した様なドラムレスのワンホーンで小粋にスウィングするような編成も大好きです。
お客さんのリクエストで「スターダスト」演奏しました。
ホギーカーマイケルの名曲ですが、
僕の中では、ライオネルハンプトン楽団でのウィーリースミスのアルトフューチャーの名演や、
名盤「ペン・オブ・クインシー」の中でのソニースティットがアルトで朗々と歌い上げるイメージが強くて
アルトサックスの音色が生きる曲の代表曲です。
一応自分もアルトメインのサックス奏者なので(最近テナー比重が多いですが)、頑張って演奏しました。
ルバートのイントロを吹き出した瞬間からアルト冥利につきる何とも言えない快感でした!
やっぱり昔の曲、いいですね。
話は変わりますが、先日ウッディアレンの「ミッドナイトインパリ」観にいって
映画のオープニングにシドニーベシェのソプラノサックスが流れてすぐに映画の世界に引きこまれました。
映画の内容は、懐古主義の主人公が、憧れの過去にタイムスリップするものの、その時代に生きる人もそれより前の時代に憧れを抱いていて、それを見て「昔が良かった」というのが幻想であるのに気づくというような話です。
僕も昔のジャズが大好きで、たぶんかなりの懐古主義です。
でも自分がライブをやったり表現するのに現代にフィットしないのは、違和感を感じます。
これまでもそうですが、これからも現在と過去の狭間の中から、新しい表現の形を見出していけないといけないんでしょうね。
昨日は、古いジャズのよく似合うお店で、そんなことを考えることもなく小粋なスウィングやボサノバを演奏できて楽しかったです!
クイーンメリー24周年おめでとうございます!
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