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sax player、sound producer 中村智由のブログ
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昨日は、名古屋大須にあるオフィチーナチェザリ(http://officina.cesari.jp/)で
第二、四木曜日に開催されるジャズライブに参加しました。
このセッションのリーダーは、BLACKQP'67のドラマー神谷さん、
あとは、nativeのベースの大久保さん、BLACKQP'67のギターの遠藤君と
気心知れたメンバーでの演奏で楽しい演奏ができました。

最近自分のライブでは、バンドのオリジナル曲を演奏することがほとんどで、
ジャズスタンダードを人前で演奏をするのも、このチェザリでのライブ位です。

いつも第四木曜日のライブに参加していますが、昨日は、第二木曜日に演奏しているメンバーが来れないということで、急遽オファーがあり参加することになりました。

僕は、第二ステージからの参加で、if i should lose you 、stix  、sunny 、i'll remenber aprilの4曲を演奏しました。

チェザリに到着するまで車の中で、ジャズドラマーのロイへインズの60年代のリーダー作「out of the afternoon」を聴いてきました。
その中にちょうど「if i should lose you」が入っていて、聴いていたところで、やろうという話になってグッドタイミングでした。

聴いていたのは、ロイへインズのリーダーアルバムですが、僕の一番の目当ては、そのアルバムに参加している盲目のサックスプレーヤー、ローランドカークです。

今日は、「out of afternoon」と同じ1962年にリリースされたローランドカークのリーダー作「domino」を紹介します。

ローランドカークが、どういう人かというと、
一度に三本のサックスを咥えて、鼻からも横笛を吹き、しかも循環呼吸で息も途切れず吹き続けるという独自の演奏スタイルを持ち、you tube映像-http://www.youtube.com/watch?v=j1UvOLY33lc&feature=related-
トラディショナルでルーツに根ざしつつも、自由な発想でインパクトのある音楽を作り出し、
ジャズのカテゴリーを超えて多くの人に支持され影響を与えている人です。

僕も、ローランドカークの演奏を聴くと、その凄まじいエネルギーにインスパイアーされます。
特に、60年代後半以降のアルバムは、アフロアメリカンのアイデンティティーが強調され、強いメッセージを感じることができます。

今日紹介する「domino」は、60年代前半のオーソドックスなジャズのフォーマットでの代表作です。
ビバップや、コルトレーンスタイルを消化したカークの素晴らしい演奏を聴くことができます。
タイトル曲「domino」は、もともとシャンソンの曲らいしいですが、
その美しく、切ないメロディーを、カークは、フルートとサックスで力強く歌っています。
カークのオリジナル曲でハードバップチューン「roland」もお勧めです。

僕もエネルギッシュなパーフォーマーになれる様に頑張ります!

次のチェザリでのジャズセッションは、5月28日木曜日です。


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