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sax player、sound producer 中村智由のブログ
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先週の土曜日は、中川区八田のカフェ、カフェスタでのジャズライブで演奏しました。

誘ってくれたのは、4月に名古屋駅にオープンしたライブカフェBASS LINEでのライブを誘ってくれたピアノのエバさんで、他のメンバーは、ベース福田さん、ドラムマッスグローチさんのカルテットでの演奏

福田さんは、大学生の頃からお世話になっている先輩ミュージシャン、
マッスグローチさんは、はじめましてだったんですが、素晴らしい大ベテランミュージシャンで、
久々に一番年下という状況で、少し緊張しました。

最近は、基本的にnativeとBLACKQP'67しかやっておらず、両バンドとも自分が一番年長です。
バンド活動がメインになる前は、普通にジャズライブをよくやっていて、その頃は、(実際若かったんですが、)年齢が一番下になることもよくありました。

なので緊張しつつも懐かしい感覚を、楽しませていただきました。

BASS LINEのライブの時のブログ記事でも書いたんですが、今年2月まで行っていたチェザリでのジャズセッションライブがなくなってから人前でスタンダードジャズを演奏する機会がほとんど無くなってしまったので、
このジャズライブの機会を与えていただいて、とても楽しみにしていました。

定番のスタンダード曲、「酒とバラの日々」「朝日のようにさわやかに」「いつか王子様が」や、
マスターのリクエストでバラードナンバー「マイフーリッシュハート」
あと僕の好きなポールデスモンドの名演で知られる「テイクファイブ」「黒いオルフェ」
をインストでやりました。

そして今回のライブですごく感激したのは、ドラムのマッスグローチさんが素晴らしい歌声でした。
マッスグローチさんが、ドラム叩きながら歌うというグラディーテイトばりのスタイルで何曲か演奏しました。
歌声素晴らしいんですが、更に感動したのは、日本語の歌詞でスタンダードジャズを歌ってくれました。
「マイブルーヘブン」「この素晴らしき世界」「日の当たる表通り」「バイバイブラックバード」

エノケンや憂歌団の音源で日本語詞で歌っているの聴いたことあるんですが、
実際にちゃんとはまってるのを聴いて感動しました。

マッスグローチさんもMCでおっしゃっていたんですが、日本人がジャズの曲を理解するのに、日本語詞だったらわかりやすいだろうと

音楽的にジャズ的かどうかは別問題として、すごく大切なことの様な気がします。

僕もリアルタイムには知らないですが、エノケンやデックミネ 昭和のエンターテイナー達が大衆文化としてジャズスタンダードを日本語で歌っていて
まったくアメリカのジャズとは違うけれど、日本人の粋なセンスを感じます。

だからと言って普通の人がジャズスタンダードを日本語で歌ってもあまりいいと感じはしないと思うので、とてもセンスを伴うことだと思います。

そう考えると
結局、英語であっても日本語であっても、どれだけ聴き手に伝えるということを意識できるかということかもしれません。
それは、歌だけじゃなく楽器でも一緒ですね。

話が脱線してしまいましたが、
ライブ、とても楽しかったです!

またジャズライブやりたいです!



※エノケンのマイブルーへブンの歌詞です。

私の青空

夕暮れに仰ぎ見る 輝く青空
日暮れて辿(たど)るは わが家の細道

せまいながらも 楽しい我家
愛の灯影(ほかげ)の さすところ
恋しい家こそ 私の青空

 










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