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sax player、sound producer 中村智由のブログ
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今日は、ご機嫌な一日でした。
ちょっと嬉しいことがあると、すぐに元気になってしまいます。
我ながら単純な性格であきれます。

今日は、気分に合わせて最高にご機嫌なアルバムを紹介します。

「好きなプレーヤーは?」と、人から聴かれたときに、
よく僕が答えるのは、
先日紹介したポールデスモンドと、
もう一人、1926年生まれで現在も活躍中のアルトサックス奏者ルードナルドソンです。

ルードナルドソンは、ジャズの歴史的なアルバムでblue noteの名盤、
ホレスシルバー&ジャズメッセンジャーズの「a night at birdland」にクリフォードブラウン等と共に参加しています。
「a night at birdland」では、チャーリーパーカー直系の正統派バップスタイルの演奏が聴けます。

彼自身のリーダーアルバムも、blue noteから多くリリースされていて、
僕は大ファンなので、ほとんどのアルバムを持っています。
近年は、オルガン、ギターの入ったカルテットでのバンドスタイルですが、
そのスタイルになる前は、サックス+ピアノトリオにコンガを加えたバンド編成でした。

オルガンもコンガが入っているのも、正統派のジャズファンからは、敬遠されがちですが、
そんなことはお構いなく、ルードナルドソンは、常にご機嫌です。

今日は、彼のアルバムの中でも特にご機嫌な1966年にリリースされた「blowing in the wind」を紹介します。
タイトル曲「blowing in the wind」は、ボブディランや、ピーターポール&マリーが歌っていた反戦歌ですが、
ルードナルドソンの演奏する「blowing in the wind」は、反戦歌と思えないほど
ノリノリで楽しい雰囲気です。

その他にも「hello dolly!」「herman's mambo」など聴いてるだけで楽しくなってしまう曲満載のアルバムです。

ルードナルドソンのような正真正銘のジャズマスターが、
for musicians onlyではない楽しい音楽をいつも聴かせてくれることが、
同じミュージシャンとしてとても励みになります。

今年は、9月に開催される東京ジャズに出演するために来日します。
東京ジャズでは、quasimodeとも共演するそうです。
羨ましい!


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