native live@中国南京「Nanjin International Jazz Music and World Music Festival」③ 2013/10/23__15:00

10月11日～26日のnative中国滞在記、第三弾です。
10月12日、13日と二箇所でのライブを終え、Nanjin International Jazz Music and World Music Festivalでのnativeの出演も全て終了しました。
二箇所ともライブ盛り上がって好感触で、また来年も是非出演できたらいいなと、あと来年はキャンセルになってしまったメインステージでも演奏したいと思いました。

ライブを終えて中国での滞在は残り2日の予定
最終日は空港までの移動で1日費やすため、南京でのゆっくりできるのは残り1日ということで、
ライブ翌日、午前中から南京観光
この日アテンドしてくれたのは、ずっと同行してくれていたイベントスタッフではなく
今年80歳の女性で、70歳のときに日本から南京大学に留学し中国語を勉強し始め、卒業後の現在も南京に在住し、日中の文化交流活動を行っている荒川さん
人生の大先輩である荒川さんに案内していただきました。
この日は月曜日で日本と同様公共の観光名所が休館日で行けるところが限られてしまったのですが、プランを立てていただいて素晴らしい場所に連れて行っていただきました。





荒川さんは80歳とは思えないほど元気な方でした。
中国に留学のきっかけは、戦時中に出会った中国軍の規律の正しい姿が印象にずっと残っていたことが理由だそうです。
最近は政治経済的な摩擦が日中間でクローズアップされて、お互いに情報として悪印象になることばかりが流れてしまいますが、民間レベルでは両国を愛し友好関係を築こうとしている方がいるので、そういった努力が実り両国の関係が良好になるといいなと思うばかりです。
実際中国に来て、日本人との感覚の差にびっくりさせられることが沢山あったのですが、
日々生きることへの一生懸命さ、日本人が失いかけているように思える素朴な感覚があったり、たくさんの中国の方に出会って自分達の生き方についても考えさせられました。

荒川さんとの観光途中に今回のツアー同行してくれたレーベルの杉本さんが仕事の関係で一足先に南京出発、メンバー4人だけになりました。

観光を終え夕方ホテルに戻り、またまたビッフェで食事した後、
前日のライブ会場bar villaで出会った南京で日本料理店を経営されている日本人の方のお店稲菊へ、そこで二日間のライブに来てくれた中国のお客さん達と合流
日本料理（お好み焼きとか）つまみながら話しているうちカラオケに行こうという話に
案内してもらいゴージャスなカラオケ店に
ここでは中国の皆さんよりメンバー大はしゃぎ（特に若者二人）


日本の曲の中国語カバーも結構はやっていて
中島美嘉とか中島みゆきの曲を街でもスーパーのBGMやタクシーのラジオから聴いたんですが（少し切ない感じがこちらでは受けそうな）、中国の女性が中島みゆきの「地上の星」（確か？）の中国語カバー歌ってくれました。

かなり上手でした！

南京での最後の夜、中国の皆さんと楽しく過ごすことができました！！

翌日いよいよ出発ということで、
朝ホテルの送迎バスに乗り込むと、フェスティバルに参加していたドイツのバンドの方達も
彼らは、また別の地方に行ってライブを行うとのこと
日本から来たというと、今日本人の本を読んでいると
 
村上春樹でした！！

南京の駅に着き、滞在中ずっとアテンドしていただいた中国人スタッフ二人とお別れ

本当にお世話になりました！！
男性の方はウイグル自治区出身の22歳の学生で、来年日本に留学予定だそうです。

行き同様新幹線で上海、上海から地下鉄で上海浦東国際空港へ
無事航空会社の乗車案内のところまでたどり着いたのですが、
なんと台風のため飛行機が欠航、急遽もう一泊上海に滞在することに
航空会社が宿泊に直営ホテルの部屋を用意してくれました。
 

ホテルでもたくさん出会いがありました！
大久保さんがタバコ一服してるときに出会ったという同じ飛行機に乗る予定だったという
名古屋在住の中国人男性李さんに連れられて夜の上海の街に
ここでも中国の方の優しさに触れることができました。
夜中に食べた屋台のチャーハン絶品、10元、150円くらいです！


翌朝、早朝にホテルロビー集合、バスで空港に送ってもらい搭乗手き後上海出発、昼頃に中部国際空際空港に無事到着

長い中国ツアーが終了しました。

とっても貴重な経験となりました！！
出会った方皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
またお会いできるのを楽しみにしています！！

再見！！　謝謝！！